ベーシックコース(初めての方)
1度目のアセスメント。犬のスキルと心身の健康状態を確認。全体的なスキル、オビーディエンス、音への反応、犬・人に対する社会性、栄養状態、心理状態、トレーニングに対する意欲、気質、全体的な犬と人の心身の健康状態。
犬の状態に合わせた基礎づくり。おすわり、ステイ、呼び戻し、ヒール、リーブ、レトリーブ、ステディネス、ベーシックな笛によるコマンド。
現段階のトレーニングの進捗状況に合わせたダミー・ワーク。おすわり、ステイ、レトリーブの途中で止まる、ダミー・プレゼンテーション。
グループワーク。他の犬や人がいる状態でステディに動けるか、複数の犬でのオビーディエンス。
水場でのレトリーブ。
希望者はアドバンストコースへ
アドバンストコース
2度目のアセスメント。
コマンド&レトリーブ応用編。手信号によるコマンド、細かい笛によるコマンド、ライン・ワーク、バック、複数のダミーの使用、ハント、ブラインド・レトリーブ、マーク、長距離でのレトリーブ。
上記のスキルを全て合わせたエクササイズ。
3度目のアセスメント。
グループワーク。他の犬や人がいる状態でステディに動けるか、複数の犬でのオビーディエンス。
水場でのレトリーブ。
フィールド・テスト (鳥猟に出る方・大会に出る方向け)
各項目の詳細
ベーシックコース
1.アセスメント
その犬がどういったことをできるかを重点的に確認することで、その犬に合ったトレーニングメニューを作ることができます。例)レトリーブが得意だけれども落ち着きと安定性に欠ける場合、トレーニングメニューはそのウィークポイントである落ち着きを持たせるためにコマンドワークを強化したり、得意なレトリーブを通してコマンドを教えるようにします。
2. ファウンデーション
フィールド内外で使える新しいスキルを取得しつつ、覚えたことをブラッシュアップします。全体的なオビーディエンスとステディネスを集中的に強化。JKC CD3 Level(家庭犬高等科)を取得できるくらいまで学びます。
3.ダミー・ワーク
普段使っているおもちゃからダミーに慣れていく練習です。ダミーのくわえ方や手に渡す練習もします。希望に応じて重さのあるダミー(500g~1.5kg)も使用します。
4.グループワーク
新しい環境=新しい学び。この段階から、他のハンドラーやスカイラボのガンドッグと一緒にセッションを行い、他の犬がいる状態でも安定してレトリーブをする練習をします。犬は自分のコマンドを待つことを学び、他の犬がいても興奮せずにいるようになります。この経験を通して犬とハンドラーの信頼関係がさらに築かれ、コミュニケーションも深まります。
5.水場でのレトリーブ
しっかりとした土台と社会性をトレーニングを通して身につけた状態で行います。水場でのレトリーブは犬にとってもハンドラーにとっても、特に夏は最も楽しいアクティビティ。レトリーブを思い切り楽しみながら、泳ぐことでハイドロセラピーの効果もあります。
アドバンストコース
1. 2度目のアセスメント
犬とハンドラーの進捗状況と犬の健康状態を確認。犬の成長が見られない、または健康状態がよくない場合は、トレーニングを延期またはトレーニングをベーシックこーすに戻します。
2. コマンド&レトリーブ応用編
この段階で犬とハンドラーは様々な状況においてスムーズにコミュニケーションが取れ、お互いを理解できるようになっています。周りの状況に左右されず、コマンドに対して98%の確率で犬が反応できる状態です。コマンド&レトリーブ応用編では、イン・ワーク(目標物まで指示通り真っ直ぐ走る)、ブラインド・レトリーブ(目標物が見えない状態でも鼻を使ってレトリーブ)、マーク(落ちたものをすぐに取りに行かずに後で取りにいくように記憶させる)、長距離のレトリーブなどを学びます。ハンドラーと犬の間に距離もできるため、ベーシックコースで学んだ土台が必要です。犬とハンドラーはお互いが安心してできること以上の内容への挑戦が求められますが、それがさらに成長へのステップになります。また、応用編では犬とハンドラーが風を読み、風を使ってレトリーブをできるようになる練習もします。
3. 組み合わせたエクササイズ
今まで学んだスキルの全てを組み合わせたセッションを行い、どこまで何ができているかを見ながら、アセスメントに向けてウィークポイントを確認します。このセッションではお互いの良い自信を積み上げながら、ウィークポイントを調整していきます。
4. 3回目のアセスメント
最後のアセスメント。今まで積み重ねてきた練習の成果を確認します。犬とハンドラーがこのアセスメントをクリアしたら、この後のトレーニングは、スキルやコマンドを強化するよりも犬の心理状態を一定に保ち、安定性を維持していくことに注力していきます。
5. グループワーク
ベーシックコース同様、他の犬と一緒にセッションを行います。
6. 水場でのレトリーブ
ベーシックコース同様、水場でのレトリーブを楽しみながら行います。
7.フィールドテスト (鳥猟に出る方・大会に出る方限定)
は実際に猟または大会に出る人に向けて行われます。犬とハンドラーが実際にフィールドに出た時のアビリティーを、ダミーを使いながら確認し、必要に応じてトレーニングメニューを作っていきます。
・トレーニングの方法
最初は犬とハンドラーと1対1のトレーニングからスタート。トレーニングをしながら、どうやって犬に教えるかも伝え、自宅で練習できるようにします。1~2週間ほど家で練習をしていただき、練習風景を撮影していただきます。いただいた映像を見ながら進捗状況をラインまたはzoomで確認し、改善点などを伝え練習を重ねます。自宅での練習でなかなか進まない場合、再度セッションを行いトレーニングをすることも可能です。もしその問題が犬の心理状態から来るもの(他の犬への恐怖心、音への強い反応、分離不安など)だった場合は、その犬がトレーニングを受けられる状態なのか再度確認をし、場合によってはお預かりしてトレーニングを行います。
・トレーニングの期間
トレーニングの期間はその犬とハンドラーにもよりますが、2~4週間の自宅トレーニングを挟みながらセッションを進めていき、5~6ヶ月の間に月1〜2回ほどのセッションを行う予定です。自宅練習の様子を撮影したオンラインでの相談は、その都度送っていただきアドバイスをしていきます。
・トレーニング料金
ベーシックコース
6,000円税込/1セッション(アセスメントは3,800円)
アドバンストコース
9,000円税込/1セッション(アセスメントは3,800円)
※1回のセッションは90分〜120分程度です。
※随時行っていたただくオンラインの相談に料金はかかりません。
*今はレトリバー、ポインター、セッター、スパニエル限定とさせていただきます。他の犬種はご相談ください。
ガンドック!憧れます♡
富山に引っ越してゴールデンリトリバーを飼いたくなりました!!